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「税理士試験を受験しようか迷ってるけど合格までにどれくらい時間かかるの?」
「働きながら勉強しても合格することはできるの?」
とお悩みではないでしょうか。
実は、簿記論1科目の合格までの必要勉強時間は、450時間です。日商簿記1級の合格必要時間は、500~700時間ですので、簿記論よりも少ない勉強時間で合格できます。
この記事では以下のお悩みを解決します。
- 簿記論と財務諸表論は合格までにどれくらい時間がかかるの?
- 合格者の一日のスケジュールはどんな感じ?
- 直前期の過ごし方について教えてほしい
私は、税理士の勉強を開始してから4年で税理士になることができました。
しかし受験期間の中で同じ科目を2年間連続で受験したにもかかわらず、不合格になる等の失敗をしてます。
その後、税理士試験に対する考え方を改めた結果、合格することができました。
上記のお悩みを解決するため、この記事は以下3点について説明します。
- 予備校が公開している簿記論と財務諸表論の合格必要時間を伝えます。
- 私の1日のスケジュールを時期別に3パターン紹介します。
- 私が独学で使用した教材を公開します。
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簿記論および財務諸表論の【独学】した私の勉強時間
簿記論および財務諸表論 合格に必要な勉強時間の目安
以下、大手資格学校の簿記論および財務諸表論の合格までにかかる時間になります。
- TAC 簿記論450時間 財務諸表論450時間
- 資格の大原 簿記論460時間 財務諸表論460時間
- LECリーガルマインド 簿記論および財務諸表論 あわせて900時間
4月から5月 目的⇒簿記論を合格レベルにすること 1日10時間勉強
私のスケジュール
- 朝7時 起床、朝食
- 朝8時 母校の大学へ移動
- 朝8時半から朝10時半 簿記論の過去問を1年分解く
- 朝10時半から昼12時 過去問の直し
- 昼12時から昼13時 昼食
- 昼13時から昼15時 過去問で間違えた論点をテキストおよび問題集に戻って復習
- 昼15時から夕方16時 休憩、移動
- 夕方16時から夜18時 財務諸表論の過去問を解く(但し、第一問と第二問の論述のみ)
- 夜18時から夜19時 帰宅
- 夜19時から夜20時 財務諸表論の過去問の訂正
- 夜20時から夜21時 夕食
- 夜21時から夜22時 財務諸表論の理論の暗記
この時期に意識していたこと
- 簿記論の総合計算問題を合格レベルに上げるためを最優先
- 理論の暗記は、早めに覚えても忘れてしまうので、財務諸表論は夕方に2時間ほど勉強
- 過去問を解いたのち、簿記のテキストおよび計算問題の復習を間違えた内容を理解できるまで行う
6月から7月中旬 目的⇒財務諸表論を合格レベルにすること 1日9時間勉強
私のスケジュール
- 朝7時 起床、朝食
- 朝8時 母校の大学へ移動
- 朝8時半から朝10時半 簿記論の過去問や資格学校の公開模試を1回分解く
- 朝10時半から昼12時 過去問の直し、間違えた論点をテキストおよび問題集に戻って復習
- 昼12時から昼13時 昼食
- 昼13時から昼15時 財務諸表論の過去問を解く(第一問および第二問のみ)
- 昼15時から夕方16時 休憩、移動
- 夕方16時から夜18時 財務諸表論の過去問の復習や財務諸表論個別問題集を解く
- 夜18時から夜19時 帰宅
- 夜19時から夜20時 財務諸表論個別問題集の復習
- 夜20時から夜21時 夕食、自由時間
この時期に意識していたこと
- 財務諸表論を合格レベルに達するために暗記を開始
- 財務諸表論は暗記するよりも、問題を解く方が論点が頭に残るので過去問および理論の個別問題集を重点的に解いた
- 簿記論の総合計算問題は合格レベルに達したため、復習時間が少なくて済んだ⇒財務諸表論の勉強に充てる
- 間違えノートを用意しました。計算や理論問題で間違えやすいところをノートに書いてました。
7月中旬から本試験前日まで 目的⇒本試験までに間違え易いところの克服 1日勉強時間8時間
私のスケジュール
- 朝7時 起床、朝食
- 朝8時 母校の大学へ移動
- 朝8時半から朝10時半 簿記論の過去問または資格学校の公開模試を1年分解く
- 朝10時半から昼12時 過去問の直し、財務諸表論の個別問題集を解く
- 昼12時から昼13時 昼食
- 昼13時から昼15時 財務諸表論の過去問を解く(第一問および第二問のみ)
- 昼15時から夕方16時 休憩、移動
- 夕方16時から夜18時 財務諸表論 個別問題集を解く 財務諸表論 理論暗記
- 夜18時から夜19時 帰宅
- 夜19時から夜20時 自由時間
- 夜20時から夜21時 夕食
- 夜21時から夜22時 自由時間
この時期に意識していたこと
- 直前期なのであまり無茶な勉強時間を取らない 燃え尽き症候群にならないように
- 簿記論 総合計算問題は厳選する。(点数が低かったものから順番に解く)
- 財務諸表論の過去問および個別問題集をそれぞれ3回転させる
- 体調を万全にしておく 睡眠時間をたっぷり取る、寝ているときにクーラーをかけっぱなしにしない
>>税理士の浪人についてデメリットを3つに厳選して解説します+浪人しないで税理士になる方法を公開
使用した教材を紹介します
簿記論
- 過去問題集(TAC出版) ⇒ 本屋で市販されているもの
- クレアールのテキストと問題集
- 大原の公開模擬試験の問題
- TACの公開模擬試験の問題
- クレアールの公開模擬試験の問題
- LECの公開模擬試験の問題
私が税理士試験の簿記論及び財務諸表論、消費税に合格したのは10年前のことですが、仮にこれから税理士試験を受験するとした場合にはスタディングを選びます。
会計科目の簿記論および財務諸表論の合格率は15%から20%の間です。
つまり、簿記論および財務諸表論は、勉強を継続することができれば必ず合格できます。
安価な通信講座2社について「講師の質」「カリキュラム」「合格実績」を徹底的に比較した記事はこちらです。
>>【税理士講座】クレアールとスタディングとではどっちを選べばいいの?どちらも受講した税理士が徹底比較します
財務諸表論
- 過去問題集(TAC出版) ⇒ 本屋で市販されているもの
- 税理士受験シリーズ 財務諸表論 理論問題集 基礎編(TAC出版)
- 税理士受験シリーズ 財務諸表論 理論問題集 応用編(TAC出版)
- 大原の公開模擬試験の問題
- TACの公開模擬試験の問題
- クレアールの公開模擬試験の問題
- LECの公開模擬試験の問題
- クレアールのテキストと問題集
>>財務諸表論 4カ月で【独学】合格した独学勉強方法 +教材公開
おさらい
簿記論および財務諸表論の過去問を解いたのち、間違えたところをノートに書いておくことをおすすめします。
自分がどこをよく間違えるのか「見える化」できますし、本試験当日には、その間違えノートを見直ししていた記憶があります⇒これにより、点数が少しでももぎ取れます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。