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「税理士試験の直前期にやっておくべき内容を教えてほしい」
「税理士試験の試験委員対策はやっておいた方がいいの?」
「本試験の前日の過ごし方は?」
とお悩みではないでしょうか。
実は、試験委員対策は一度も意識したことがありません。したがって、試験委員対策なしでも合格することは可能です。
この記事では以下の悩みを解決します。
- 税理士試験の直前期にやっておくべきことは?
- 税理士試験の試験委員対策はやっておくべき?
- 本試験の前日の過ごし方は?
私は、税理士の勉強を開始してから4年で税理士になることができました。
しかし、その受験期間の中で同じ科目を2年間連続で受験したにもかかわらず、不合格になる等の失敗をしています。その後、税理士試験に対する考え方を改めた結果、合格することができました。
上記のお悩みを解決するため、この記事は以下3点について説明します。
- 私の直前期のスケジュールおよびどのような勉強をしていたのかをお伝えします。
- 試験委員対策について解説します。
- 私の本試験の前日の過ごし方をお伝えします。
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税理士試験の直前対策・直前期の過ごし方
公開模試と直前予想問題を満点が取れるまで何回も解く
私は直前期の6月から本試験までは、公開模試や過去問題集を中心に勉強してました。
公開模試は、大手資格学校が過去のデータを基にして本気で本試験の出題を予想したものです。
公開模試を一回解いただけで、終わってしまう方がいますが、とてももったいないです。
私は満点が取れるまで何回も公開模試を解いていました。
私は税理士試験の受験生時代には、以下の資格学校の公開模試を受験しました。
※クレアールはライブではないので、取り寄せをしました。
- 資格の大原
- TAC
- クレアール
- LEC(簿記論および財務諸表論のみ)
同じ模試を毎日解いても答えを覚えてしまっていて、力がつかないので、既に解いた問題で満点を取れなかったものは、1週間後に再び解いていました。
一日の公開模試を解く量は、今日は大原の公開模試、公開模試の一回分です。
本試験同様にきちんと時間を測って解いてください。
公開模試は解いた後は、得点できなかったところを反省することが最も大切です。
間違えた論点については、次のことをして、今後二度と間違えないようにします。
- テキストを読み込む
- テキストに載っている小問を解く
- 間違えた論点のところの問題集および間違えた論点が出題されている過去問を解く
間違えた論点を念入りに復習しない方は成長しないので、何回本試験を受けても合格できないのが事実。
復習には間違えた内容を理解し、次回は得点できるようになるまで時間をかけて行ってください。
公開模試以外におすすめなものとして、市販の直前予想問題集があります。
私は税理士試験ラストスパート模試(ネットスクール)を購入して解きました。
但し、公開模試や直前予想問題を解くのは、あくまで公開模試で上位30%の方です。
まだ学習があまり進んでない方は、基本問題集および過去問中心に勉強した方がいいです。
学習があまり進んでない方は、公開模試は大原を受験するのみで十分です(受験した大原の公開模試は何回も解いて復習してください)。
私は、税理士試験を5年間勉強していましたが、大原の公開模試は本試験の的中率が最も高かったです。
簿記論 4カ月で独学合格した3つの勉強方法+使用した教材を公開
間違いノートを毎日見直す
私は、簿記論の計算の総合問題を解いた後に、間違えたところについて、次のことをノートにまとめてました。
- 問題文の要約
- 自分の間違えた答え
- 正解を導くための考え方
私は直前期には、間違いノートを毎晩見返してました。
間違いノートを毎晩見返していたのは、自分が間違えるところを把握し、本試験で凡ミスをしないためです。
逆に、本試験の一週間前からは、簿記論の総合問題を解くことはしなかったです。
簿記論の総合問題を解く力は、ある程度のレベルに達することができれば、急に計算力は落ちたりしないものです。
理論は理論マスターをぶつぶつ唱えながら空でいえるようにする
6月くらいまでは、理論マスターの文章を手で書いて覚えてました。
しかし、本試験直前期では、理論マスターをとにかく回転させることが重要だと考え、ぶつぶつ唱えてました。
具体的には理論の大見出しを見たときにすべての柱(小見出し)挙げをして、それぞれの柱(小見出し)について、内容について何も見ずに空でいえるようにします。
理論マスターの内容を書いて覚える方法は、時間がかかるので、本試験直前対策の勉強方法としては相性が悪いです。
但し、過去問および公開模試、本試験予想問題における理論問題は、時間を測ってしっかりと記述してました。
また、理論の暗記は、夜寝る前と朝一番に行っていました。
理論の勉強する時間を決めていたのは、夜寝る前と起きてすぐに理論を覚えることで、覚えた内容をより定着させることができるからです。
https://diamond.jp/articles/-/197327
私の直前期の過ごし方(タイムスケジュール)
私の直前期平日のタイムスケジュール
- 朝5時半から朝7時 起床、公開模試か過去問のどちらかを1年分解く
- 朝8時 出社
- 朝8時半から朝12時 仕事
- 昼12時から昼13時 昼食後 すぐ理論マスターをぶつぶつ唱える
- 昼13時から夕方18時 仕事
- 夜18時から夜19時 帰宅
- 夜19時から夜20時 朝に解いた過去問の復習をする 間違いノートの確認
- 夜20時から夜21時 夕食
- 夜21時から夜22時 理論マスターをぶつぶつ唱える
平日は時間がないので、朝5時半に起きて勉強時間を作りました。
また、昼休みは昼食を5分で済ませて、理論マスターの暗記をしてました。
私は2社の税理士法人に勤務した経験がありますが、昼食時に税理士試験の勉強している人を見たことがありません。
理由は色々あると思います。
例えば「勉強していることが周りにバレると不合格だったときに馬鹿にされる」のが理由かもしれません。
しかし、合格する人は周りに税理士の勉強をしていることを宣言して、合格しなければならない環境を自ら作る人が多いです。
私の休日のタイムスケジュール
- 朝7時 起床、朝食
- 朝8時 母校の大学へ移動
- 朝8時半から朝10時半 簿記論の過去問または資格学校の公開模試を1年分解く
- 朝10時半から昼12時 過去問の直し、財務諸表論の個別問題集を解く
- 昼12時から昼13時 昼食
- 昼13時から昼15時 財務諸表論の過去問を解く(第一問および第二問のみ)
- 昼15時から夕方16時 休憩、移動
- 夕方16時から夜18時 財務諸表論 個別問題集を解く 財務諸表論 理論暗記
- 夜18時から夜19時 帰宅
- 夜19時から夜20時 自由時間
- 夜20時から夜21時 夕食
- 夜21時から夜22時 自由時間
簿記論および財務諸表論の勉強時間 一日の流れを時期別に3パターン公開します
本試験の前日の過ごし方
本試験の前日は、勉強のことは全く考えず、翌日の本試験で最大限のパフォーマンスを発揮できるように体調管理に気を付けてました。
- 早く寝る
- 勉強し過ぎない(勉強し過ぎて本試験当日にモチベーションが下げない)
- 風邪をひかないように体調に気を付ける
- すべてのボールペンの芯を交換しておく
- 電卓は同じものを2つ用意する
私は本試験の一週間前からあまり勉強をしないよう意識してました。
本試験直前まで毎日仕事が終わって疲れているときに無理やり勉強をし続けると、本試験直前に燃え尽きてしまします。
本試験会場で試験問題が配布される前に「どんな問題が出されるのか楽しみ 」とわくわくするぐらいのモチベーションで試験をうけたいです。
それでも、勉強を全くしないのは怖いので、理論マスターや間違いノートを毎日読んでました。
但し、直前期でも勉強が遅れているときは、本試験の前日であろうと過去問、テキストを中心に勉強をするべきです。
また、本試験でボールペンの芯が切れたら大変です。
すべてのボールペンの芯を忘れずに交換しておきましょう。
税理士試験のためのボールペンの選び方や実際に使ったおすすめの3本を紹介
大手資格学校の税理士試験 試験委員対策について
税理士試験の試験委員って公表されているの?
試験委員は毎年1月に官報で公表されています。
https://kaikeijin-course.jp/2022/01/11/47630/
試験委員の経歴は次の場合が多いです。
- 税法を研究している大学教授
- 税理士
税法を研究している大学教授は、税法の論文をいくつも執筆しています。
したがって、理論の答案の文章については、厳しく見ています。
日本語の意味が通じなかったり、論理的な文章でない場合には、減点される可能性があります。
税理士試験の理論問題を解答する際には、論理的な文章が書けているかチェックしてくださいね。
税理士試験の試験委員対策は重要視すべき?
私は、試験委員対策を一切行ったことがないです。
試験委員になる方は、一般的に1科目以上の税法科目を研究しています。
試験委員は自身が研究している税法科目の問題を出題します。
しかし、出題されるのはあくまでテキストに載っている基本的な問題です。
したがって、テキストと問題集を勉強していれば、特に試験委員対策として別途勉強する必要ないです。
直前期に購入した簿記論と財務諸表論の公開模試
私が直前期に購入した「簿記論」「財務諸表論」の公開模試は次になります。
「簿記論」と「財務諸表論」は独学で勉強していたため、アウトプット力を鍛えるため、公開模試を積極的に受験しました。
公開模試は本試験と同じモチベーションで受講し、間違えたところをしっかり復習すれば、本試験での得点力が上がります。
但し、勉強があまり進んでいない方は、大原の公開模試のみ受講するだけで十分です。
- 資格の大原 公開模試 教室
- TAC 公開模試 教室
- クレアール公開模試 通信
- LEC公開模試 教室
- 税理士試験ラストスパート模試 簿記論 ネットスクール
- 税理士試験ラストスパート模試 財務諸表論 ネットスクール
おさらい
最後までお読みいただき、ありがとうございました。