税理士になる方法

税理士の予備校の費用はいくら?コスパよく税理士になる方法を公開

2021年8月14日

「コスパのいい税理士の通信講座はどれ?」

「税理士になるまでに実際にいくらかかるの?」

「受験するのは勉強が大変なので、他に税理士になれる方法ないの?」

とお悩みではないでしょうか。

実は税理士になるための費用は、受講する講座によって30万円から110万円と大きく異なってきます。

この記事では以下のお悩みを解決します。

  • 税理士になるには総費用でいくらかかるの?
  • 税理士の通信講座の受講料はいくらするの?
  • コスパのいい通信講座はどれ?
  • 税理士になるには5科目試験で合格する以外に方法はあるの?

私は、税理士の勉強を開始してから4年で税理士になることができました。

しかし受験期間の中で同じ科目を2年間連続で受験したにもかかわらず、不合格になる等の失敗をしてます。

その後、税理士試験に対する考え方を改めた結果、合格することができました

上記のお悩みを解決するため、この記事は以下3点について説明します。

  • 税理士になる方法を5パターン紹介します。
  • コスパのいい通信講座をお伝えします。
  • 私が税理士になるまでにかかった総費用を公開します。
  • 費用は資格学校の受講料よりも高いですが、科目免除制度を使って税理士になる方法があります。

仮にストレートで5科目のすべてを初年度に合格した場合の総費用は資格学校によって30万円から110万円になります。

税理士になるには5科目合格(官報合格)するしかないの?

税理士になるには主に次の方法があります。

  • 会計科目2科目と税法科目3科目(所得税法か法人税法に合格する必要があります)に合格する方法
  • 会計科目2科目と税法科目1科目に合格し、大学院で税法に関する修士論文を執筆すること
  • 会計科目1科目と税法科目1科目に合格し、大学院で会計に関する修士論文と税法に関する修士論文を執筆すること
  • 国税専門官として税務署に所定の年数を勤務し、所定の研修を受ける
  • 公認会計士になった後に所定の研修を受けて税理士になる

この中で一番コストが安いのは、4番の国税専門官になるケースです。

TACで国税専門官を受講した場合のコストは35万円になります。

但し、税理士になるまでに一番年数がかかるのも国税専門官で、23年間になります。

公務員から税理士になるには?業界10年の税理士が3つの方法を解説

逆に、一番コストが高いのは、3番になります。

大学院で会計学の修士および税法の修士をともに取得するためには、350万円以上かかります。

5科目合格(官報合格)場合の総費用 最安値と最高値を公開

実は、選択した予備校や通信講座の内容によって大きく違います。

簿記論と財務諸表論をパックにした講座の価格は次のとおりです。

  • スタディング 簿財コース            59,800円
  • クレアール 簿財1.5年パック         288,000円 
  • 資格の大原 簿記・財表初学者一発合格パック  383,000円
  • 資格のTAC 1年簿財パック           383,000円
  • LECリーガルマインド 簿財横断プレミアム   225,500円
  • ネットスクール 簿財web講座         201,700円

スタディングの受講料がぶっちぎりの業界最安値の理由は、店舗を設けておらず、店舗の家賃や人件費がかかっていないからです。

講師は、講義の収録や講座の監修を行ってます。

したがって、講義の内容を質問することも、理論問題の答案を添削してもらうこともできません。

私が税理士試験の簿記論及び財務諸表論、消費税に合格したのは10年前のことですが、仮にこれから税理士試験を受験するとした場合には簿記論および財務諸表論はスタディングを選びます。

簿記論および財務諸表論は勉強を継続できれば、誰でも合格できる科目です。

スタディングでは「スマート問題集」「勉強仲間機能」など勉強を継続できる機能が豊富にあります。

スキマ時間で勉強したい社会人の方におすすめです。

スタディングの受講料は大手資格学校の受講料383,000円の2割ほどの59,800円の価格で受講できます。

申し込む時期によっては、5%か10%の割引クーポンがあり、さらに、合格した場合には1科目1万円の合格お祝い金がもらえます。

また、TACと大原の受講料はほぼ同じです。

TAC(最高値)とスタディング(最安値)について、それぞれ5科目受験した場合の総費用を紹介します。

受験科目は簿記論および財務諸表論、法人税法、消費税法、相続税とします。

  • TACを受講して5科目ストレートで合格した場合の総費用      1,048,000円
  • スタディングを受講して5科目ストレートで合格した場合の総費用   208,300円

TACとスタディングでは820,000円ほどの差があります。

スタディング税理士講座の口コミ・評判 実際に講座を受講した税理士が感想を正直に告白します

資格学校の受講料を安くする方法

資格学校の受講料を安くする方法として次のものがあります。

  • 教育訓練給付金
  • 資格学校の再受講割引制度
  • 資格学校の早期申込み割引
  • 奨学金制度
  • 合格祝い金制度

税法科目について科目免除制度を利用した場合

税法科目について2科目免除してもらうため、法学の大学院へ入学し、修士論文を執筆する方法もあります。

国税庁のHPはこちらです。

  • 名古屋経済大学 大学院 170万円
  • 愛知大学    大学院 185万円
  • 名古屋商科大学 大学院 300万円

私は、愛知県出身ですので、愛知県の大学院を紹介します。

大学院の費用は、最高値の名古屋商科大学と最安値の名古屋経済大学では130万円の差額があります。

どの大学院を選ぶかで税理士になるためにかかるコストが大きく変わります。

私は名古屋経済大学を選びました。

割と有名な大学や偏差値の高い大学を選びたいという方が多いですが、毎年多くの税理士を輩出している大学院ならどこでもいいと考えてます。

個人的には、税理士になるためと割り切って、安いところを選んだ方がお得です。

税理士試験【科目免除】どんな人が利用すべき?税理士が解説します

私のケース 会計2科目合格および税法1科目合格した後に税法の大学院を卒業

私の税理士になるまでの総費用は261万円ほどです。

内訳は以下に解説します。

1年目 簿記論および財務諸表論を独学(受験専念) ⇒合格 1万円ほど

市販の問題集 1万円ほど 

※クレアールの会計士講座のテキストと問題集を使いましたが費用に含めていません

1年目は簿記論および財務諸表論を独学で勉強してました。

簿記論 4カ月で独学合格した3つの勉強方法+使用した教材を公開

2年目 法人税法をTACにて受講(受験専念) ⇒不合格 27万円ほど

2年目はTACの法人税法の受講料27万円

選択したコースは9月からの初学者コースですので費用は高いです。

受験専念してましたので、TACの自習室で毎日勉強をしてました。

  • 法人税法 基礎マスター+上級コース  260,000円
  • 他の資格学校の公開模試代他       10,000円

3年目 法人税法および相続税法をTACにて受講(受験専念) ⇒2科目とも不合格 37万円ほど

3年目は主にTACの法人税法とTACの相続税法の受講料で37万円程

法人税法は2回目の受講なので1月からの上級コースを選択

相続税法は初学者用コースですので費用は高いです。

  • 法人税法 上級コース          98,000円
  • 相続税法 基礎マスター+上級コース  250,000円
  • 他の資格学校の公開模試代他       20,000円

4年目 消費税法をTACにて受講(社会人) ⇒合格 16万円ほど

4年目は主にTACの消費税法の受講料で17万円程

消費税法は9月からの初学者コースを選択したので高い金額になります。

働きながら勉強してました。休日はTACの自習室で勉強してました。

  • 消費税法 基礎マスター+上級コース  155,000円
  • 他の資格学校の公開模試代他       10,000円

消費税法の勉強方法は?初年度合格した税理士が正直に公開します

5年目および6年目 税法2科目免除のため大学院に入学、修士論文を執筆 170万円ほど

大学院の総費用 170万円ほど

消費税の合格後、税法2科目免除をうけられる大学院に入学し、修士論文を執筆しました。

私は、名古屋経済大学の法学部法学科に入学しました。大学院の費用170万円は、平均相場の200万円に比べて安い方だと思います。

税理士試験の科目免除が受けられる大学院を選ぶためのポイント4点に絞りました

税理士試験の費用 受験料その他の費用

税理士試験 受験料

試験にかかる費用は次のようになります。1年に多くの科目を受験した方がお得です。

  • 1科目で3,500円
  • 2科目で4,500円
  • 3科目で5,500円
  • 4科目で6,500円
  • 5科目で7,500円

https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/qa/qa02.htm

税理士登録時にかかる費用

税理士として登録するのに必要な費用は次のものになります。合計で30万円になります。

  • 登録料:5万円
  • 登録免許税:6万円
  • 登録時研修費用:5万円
  • 税理士会入会金:約4万円(入会する税理士会による)
  • 税理士会年会費:約10万円(入会する税理士会による)

あなたが中堅税理士法人または大手税理士法人にお勤めの場合、これらは会社に払ってもらえる可能性があります。

私は、前職に勤務中に税理士登録しましたが、勤務先の税理士法人に登録時費用を負担してもらいました。

税理士登録時の費用を安く抑えるためには、大手税理士法人または準大手の税理士法人に勤務することをおすすめします。

おさらい

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

仮にストレートで5科目のすべてを初年度に合格した場合の総費用は資格学校によって30万円から110万円になります。

科目免除制度を使って大学院に入学した場合の相場は200万円程です。

  • この記事を書いた人

相続専門 税理士

42歳 税理士資格取得
2つの税理士法人に合計9年間勤務
過去に財産総額19億円の相続申告の経験あり
趣味は温泉巡り

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