税理士転職

会計事務所の所長からパワハラを受けた場合は?実際にパワハラを受けた税理士が3つの対策を伝えます

2022年1月4日

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「会計事務所でパワハラを受けているけど対処方法はあるの?」

「従業員の多い税理士法人でもパワハラはあるの?」

とお悩みではないでしょうか?

パワハラを受けている場合は、早急に逃げることが一番です

この記事では以下の悩みを解決します。

  • 会計事務所でパワハラを受けているけど対処方法は?
  • 従業員数の多い税理士法人でもパワハラはあるの?

私は、税理士の勉強を開始してから4年で税理士になることができました。

しかし、その受験期間の中で同じ科目を2年間連続で受験したにもかかわらず、不合格になる等の失敗をしています。その後、税理士試験に対する考え方を改めた結果、合格することができました。

上記のお悩みを解決するため、この記事は以下3点について説明します。

  • パワハラの対処方法を3つ紹介します
  • 私が実体験した税理士法人のパワハラを公開します

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【実体験】私が前職の税理士法人で受けたパワハラを公開します

税理士法人1年目 上司の機嫌が安定しない とにかく気分の浮き沈みが激しい

私が入社一年目の時に、教育担当となった女性は、気分に浮き沈みがある人でした。

入社したばかりの時は、わからないことが多かったので、その女性に質問すると露骨に不機嫌な態度をされました。

特に、その女性が仕事に追われていて忙しいときは、私が話かけても無視されることもしばしばありました。

しかし、女性は自分より立場が上の上司に対しては、いつも笑顔で対応してました。

結局、私は部署異動になるまでの1年間ずっとその女性の顔色を伺いながら、わからないところを質問してました。

その1年間はとてもつらかったですが、私のその後の人生においては、とても大きな収穫がありました。

その女性を反面教師にして、仕事で同僚から話かけられたとき、どんなに忙しくても不機嫌な顔をせずに、仕事の手を止めて笑顔で相手の話を聞くことを心掛けております。

おかげさまで、職場での同僚との関係はとても良好です。

>>会計事務所を辞めたい理由を5つに厳選 退職後の進路を税理士が解説

無礼な態度を取られる

前職で年商500億のサービス業の顧問先があり、規模が大きいため仕訳をチェックするのに、チームを組んで対応してました。

そのチーム内に無礼な態度を取る上司がおり、私はその無礼な上司と仕事でのやり取りをすることが多かったです。

私が仕事でミスをするたびに、その無礼な上司は、「お前は何でこんなミスをするんだ」「税理士の仕事は、お前に向いていないから仕事を辞めろ」と言われました。

こちらが「すみません」と謝り続けていると、その上司の無礼な態度はどんどんエスカレートしていきました。

ある時私が、自分の担当の顧問先に訪問しているときに、その上司からメールで「仕事があるから戻ってこい」との連絡がありました。

今は自分の顧問先で仕訳のチェックをしています、とメールで返信したところ、「そんなお金にならない顧問先なんて行かなくていい」「今すぐ戻って俺が指示した仕事をやれ」とのメールが返ってきました。

結局訪問したばかりの顧問先の社長に謝って事務所に戻り、無礼な上司の指示した仕事をすることにしました。

しかし、その日は、その無礼な上司に対して怒りがこみ上げ、一日中ほとんど仕事に集中できませんでした。

このように毎日無礼な態度を取られたので、私の仕事に対するモチベーションが下がっていきました。

その上司の無礼な態度がさらに酷くなってきたので、毎日その上司からどんなメールが来るのかばかり考えるようになり、仕事が手につかなくなりました。

私は、勤めている税理士法人を辞めてもいいという覚悟で、無礼な上司からのメールを別の社員税理士の方に見てもらいました。

その結果、無礼な上司は、部署が異動になり、それ以来ほとんど顔を合わせることがなくなりました。

失敗した原因はすべて他人にあると思っている

上司が「原因お前論」だと部下はとても苦労します。

原因お前論とは、部下が失敗した原因はすべて部下の責任とする人です。

普通の上司なら部下に仕事を任せて部下が失敗した場合は、「振った仕事の量が多かったのか」、「振る前に事前の仕事の説明が足りなかったのか」、「部下がそもそも仕事を沢山抱えていたのか」とか自分に原因が無かったのか考えます。

しかし、「原因お前論」の上司は、部下が失敗したら、それはすべて部下が悪い、という考え方をしています。

真面目な部下ほど「原因お前論」の上司の言うことを真に受けて、自分が悪いんだと思い込んでしまいます。

私が前の税理士法人から転職を決意したのは、「原因お前論」の上司の部下になり、仕事がやってられないと思ったからです。

会計事務所の所長からパワハラを受けた場合の対策

退職代行サービスを使う

上司からパワハラを受けた場合には、早急に退職するべきです。

現在の職場を退職する前に、次の転職先の内定を取っておくのは、収入が途切れないので生活面では一番いいのですが、パワハラを受け続けていると心身を壊してしまいます。

人生を長期で考えたときに、パワハラ上司からは早急に逃げた方がいいです。

税理士事務所の所長がパワハラをする場合、相談もできないですし、退職を認めてもらえない可能性もあります。

パワハラ上司から脱出するための方法として、退職代行サービスを使うことをおすすめします。

退職代行サービスを使うメリットは、パワハラ上司と会う必要が一切なくなることです。

あなたは上司のパワハラで受けているなら、これ以上、顔を合わすことをしないで、退職の交渉はプロに任せた方がいいです。

【体験談】別の上司に頼んで、部署を異動してもらいました

「原因お前論」の上司から逃れるために最初に取った行動は、さらに上の上司に頼んで部署異動してもらうことでした

その後、私は、部署異動することができて、「原因お前論」の上司と顔を合わせることがほとんどなくなりました。

部署異動を取り計らって下さった上司の方には、転職して2年以上経った今でもとても感謝しています。

社員生活を続けていると「原因お前論」の上司の下に就くこともありますが、部署異動させてもらうことをおすすめします。

転職は、環境が大きく変わるので、転職先が、自分に合うのかわからないというリスクを伴います。

私の場合、「原因お前論」の上司が税理士法人の代表の息子であったため、今後昇進することも、重要な仕事を任されることもないだろうと考え、転職することを決意しました。

税理士法人に居続けたとしても、将来的に何も期待ができないのなら、退職するしかありません。

私は、一度きりの人生を無駄な時間に費やしたくはないです。

士業に特化した転職エージェントを利用する

転職する際には、士業に特化した転職エージェントMSーJapanを利用しました。

士業に特化した転職エージェントを利用した理由は、私が転職先候補として考えていた税理士法人の内情を良く知っていたからです。

私は離職率が異常に高い税理士法人だけは避けたいと考えていたので、 MSーJapanを利用して本当に良かったと思っています。

MSーJapanは、土曜日でも営業してますので、キャリアカウンセリングを受けることができます(横浜支店と名古屋支店は隔週の土曜日)。

実は転職エージェントが紹介する税理士法人は、ブラックである確率は少ないです。

なぜなら転職者が3か月以内に退職した場合は、エージェント報酬(転職者の年収の3割くらい)が返却になってしまうからです。

依頼する税理士法人の側からしても、わざわざ高いコストをかけて採用した人に1年で辞められたら、エージェント報酬額が損失になります。

ブラックな税理士事務所を避けて、転職活動を成功させるために転職エージェントを利用することをおすすめします。

>>MS-Japanに断られた!登録拒否の理由を5つに厳選し、転職で成功するための対策を税理士がお伝えします。

おさらい

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

税理士 林修平

2011年簿記論および財務諸表論合格
2014年消費税法合格
2017年税理士登録(大学院税法2科目免除)
2つの税理士法人に合計9年間勤務
過去に財産総額19億円の相続申告の経験あり
2022年9月から税理士事務所を開業

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